MANTIS/COLLAPSIZM [CM-0193]
MANTIS/COLLAPSIZM
[CM-0193]
販売価格: 1,944円
『変拍子ダブ? マスダブステップ? 複雑系ミニマルダブ?MANTISの復活作『Collapsizm』は、ダブとミニマリズムと音響への狂気の愛に満ちた傑作である』 (解説付:佐々木敦)
RHYTHM & SOUNDのヴォーカリストであるPaul St. Hilaire a.k.a. Tikiman、antennasiaのsanをフィーチャーし、マスタリングはミニマルダブの巨匠にして元Dubplates & Masteringのマスタリング・エンジニアPoleことStefan Betkeが担当。
■■■■■■■■ Artist plofile ■■■■■■■■
MANTISは、Moss(モス)とLa-Pachu(ラパチュ)によるデュオ・プロジェクトである。2005年12月に長野県蓼科で結成され、その後東京を拠点に活動を行う。両者ともにエレクトロニック・ミュージックとダブから多大な影響を受けており、それらの音楽的ルーツを綴じ合わせていくなかで、手法としてのダブのマナー(ミキサーとアナログ機材によるリアルタイムのダブミックス)とエレクトロニック・ミュージックにおけるアウトプットの精緻さ(コンピュータによる制御)それぞれのアドヴァンテージを生かした、ハイブリッドなサウンドに到達している。ライヴでは大量のヴィンテージアナログ機材とラップトップを等しく駆使し、Moritz von OswaldやThe Orbの来日公演においてフロント・アクトとして抜擢されるなど、そのパフォーマンスが反響を呼ぶ。
2007年および2009年にはMoritz von OswaldとMark Ernestusによる伝説的ミニマル・ダブ・プロジェクト、RHYTHM & SOUNDのヴォーカリストであるPaul St. Hilaire(a.k.a. Tikiman。2003年以降は本名のPaul St. Hilaireとして活動)とのコラボレートを敢行、おおきな話題となった。2009年1月には自らが主宰するTiltloose Recordsよりファースト・フル・アルバム『≒dubious』、また、同年12月にヴァイナルEP『≒dubious EP』をそれぞれ発表、RHYTHM &SOUNDを筆頭とするドイツのミニマル・ダブに共振するクールでディープな質感と圧巻のベース、そしてけっして音数の多い音楽ではないミニマルなサウンドを主体としているにもかかわらず1曲につき100以上ものトラックを使用するなど、徹底して細部にまでわたってケアが行き届いた高いレベルのミックスとプロダクション・テクニックによって、日本国内のみならず海外においても評価を決定づけた。
以降イギリスの『WIRE』誌やRed Bull Music Academyで紹介されるなど、着実に歩みを進めつつ新作の制作に専念。2014年8月、Paul St. Hilaireやantennasia(アンテネイジア)のsanといった長年のコラボレーターとの新曲をフィーチャーし、また、変拍子を大胆に取り込んでより深化/進化したリズム・アプローチを身にまとった待望のセカンド・アルバム『Collapsizm』を発表、独自のダブ解釈にさらなる発展を遂げている。
『Collapsizm』は、多方面から日本の異才が集結するBLACK SMOKER RECORDSよりリリース。マスタリングは、ミニマルダブの巨匠にして元Dubplates
& Masteringのマスタリング・エンジニア(後にマスタリング及びヴァイナル・カッティングをおこなうscape masteringを自身で運営)であるPoleことStefan Betkeが担当。現在、Mossは北海道在住。
1 Tropic feat. Paul St. Hilaire
2 Decomposition
3 wreckage feat. Paul St. Hilaire
4 Crisis feat. san
5 Pulverization
6 wreck version
7 Collapsizm
■■■■■■COMMENT■■■■■■■
「数年ぶりに届いたMANTISの新作は変わらずに彼ら独自の道を歩んでいて嬉しく感じた。音と音像に関する執拗なまでのこだわりに彼らの音楽への誠実さが伺える。そ
の誠実さがある限り彼らの音楽は魅力的に響き続けるだろう。」
半野喜弘(音楽家/映画監督)
さらにエッジーなダブであることを期待したものだ。そしてその期待は裏切られることはなかった。
アルバム・タイトルの“Collapsizm”からは、混沌とした崩壊のセンスを感じさせる。原点へと回帰し、己の内面を見つめるような……。このMANTISの新たな旅出には、深く成熟した趣があり、これまでの斬新なアプローチを保持しながらも、熟達した才能を持つTikimanことPaul St. Hilaire、そしてAntenasiaで知られるSANによる美しくミステリアスな声によるヴォーカリゼーションに導かれ、どこか新たな冒険への物語を伝えてくれる。
これは考えさせ、沈思し、さらに熟慮するためのダブである。「Tropic feat. Paul St. Hilaire」、「Crisis featuring SAN」、そしてタイトル・トラックである「Collapsizm」は特に出色の出来。このアルバムによって、MANTISはまた新たなレベルに到達し、ダブにおける本物の才能を証明するだろう。(Rob Smith aka RSD)
RHYTHM & SOUNDのヴォーカリストであるPaul St. Hilaire a.k.a. Tikiman、antennasiaのsanをフィーチャーし、マスタリングはミニマルダブの巨匠にして元Dubplates & Masteringのマスタリング・エンジニアPoleことStefan Betkeが担当。
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MANTISは、Moss(モス)とLa-Pachu(ラパチュ)によるデュオ・プロジェクトである。2005年12月に長野県蓼科で結成され、その後東京を拠点に活動を行う。両者ともにエレクトロニック・ミュージックとダブから多大な影響を受けており、それらの音楽的ルーツを綴じ合わせていくなかで、手法としてのダブのマナー(ミキサーとアナログ機材によるリアルタイムのダブミックス)とエレクトロニック・ミュージックにおけるアウトプットの精緻さ(コンピュータによる制御)それぞれのアドヴァンテージを生かした、ハイブリッドなサウンドに到達している。ライヴでは大量のヴィンテージアナログ機材とラップトップを等しく駆使し、Moritz von OswaldやThe Orbの来日公演においてフロント・アクトとして抜擢されるなど、そのパフォーマンスが反響を呼ぶ。
2007年および2009年にはMoritz von OswaldとMark Ernestusによる伝説的ミニマル・ダブ・プロジェクト、RHYTHM & SOUNDのヴォーカリストであるPaul St. Hilaire(a.k.a. Tikiman。2003年以降は本名のPaul St. Hilaireとして活動)とのコラボレートを敢行、おおきな話題となった。2009年1月には自らが主宰するTiltloose Recordsよりファースト・フル・アルバム『≒dubious』、また、同年12月にヴァイナルEP『≒dubious EP』をそれぞれ発表、RHYTHM &SOUNDを筆頭とするドイツのミニマル・ダブに共振するクールでディープな質感と圧巻のベース、そしてけっして音数の多い音楽ではないミニマルなサウンドを主体としているにもかかわらず1曲につき100以上ものトラックを使用するなど、徹底して細部にまでわたってケアが行き届いた高いレベルのミックスとプロダクション・テクニックによって、日本国内のみならず海外においても評価を決定づけた。
以降イギリスの『WIRE』誌やRed Bull Music Academyで紹介されるなど、着実に歩みを進めつつ新作の制作に専念。2014年8月、Paul St. Hilaireやantennasia(アンテネイジア)のsanといった長年のコラボレーターとの新曲をフィーチャーし、また、変拍子を大胆に取り込んでより深化/進化したリズム・アプローチを身にまとった待望のセカンド・アルバム『Collapsizm』を発表、独自のダブ解釈にさらなる発展を遂げている。
『Collapsizm』は、多方面から日本の異才が集結するBLACK SMOKER RECORDSよりリリース。マスタリングは、ミニマルダブの巨匠にして元Dubplates
& Masteringのマスタリング・エンジニア(後にマスタリング及びヴァイナル・カッティングをおこなうscape masteringを自身で運営)であるPoleことStefan Betkeが担当。現在、Mossは北海道在住。
1 Tropic feat. Paul St. Hilaire
2 Decomposition
3 wreckage feat. Paul St. Hilaire
4 Crisis feat. san
5 Pulverization
6 wreck version
7 Collapsizm
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「数年ぶりに届いたMANTISの新作は変わらずに彼ら独自の道を歩んでいて嬉しく感じた。音と音像に関する執拗なまでのこだわりに彼らの音楽への誠実さが伺える。そ
の誠実さがある限り彼らの音楽は魅力的に響き続けるだろう。」
半野喜弘(音楽家/映画監督)
さらにエッジーなダブであることを期待したものだ。そしてその期待は裏切られることはなかった。
アルバム・タイトルの“Collapsizm”からは、混沌とした崩壊のセンスを感じさせる。原点へと回帰し、己の内面を見つめるような……。このMANTISの新たな旅出には、深く成熟した趣があり、これまでの斬新なアプローチを保持しながらも、熟達した才能を持つTikimanことPaul St. Hilaire、そしてAntenasiaで知られるSANによる美しくミステリアスな声によるヴォーカリゼーションに導かれ、どこか新たな冒険への物語を伝えてくれる。
これは考えさせ、沈思し、さらに熟慮するためのダブである。「Tropic feat. Paul St. Hilaire」、「Crisis featuring SAN」、そしてタイトル・トラックである「Collapsizm」は特に出色の出来。このアルバムによって、MANTISはまた新たなレベルに到達し、ダブにおける本物の才能を証明するだろう。(Rob Smith aka RSD)
商品詳細
Condition | S(新品) |
---|---|
Label | BLACK SMOKER |
Country | JAPAN |
Format | CD |
First Released | 2014 |