MONOm.i.c/Theme of “EUROPA” [CM-0123]

福島〜仙台〜ドイツ〜バンコク…　2012年放浪の先に辿り着いた着地点を2013年、MIX CDという形にコンパイル！
東北発世界へ向けたMONOm.i.cの現在進行形クロスオーヴァーグルーヴがここに。

GAGLEのフロントマンHUNGER主宰のレーベル[松竹梅レコーズ]、自身も立ち上げから参加する[New Wonder Moments]からのリリース等、主に東北を中心に活動してきたMONOm.i.cが2012年ドイツ〜アムス〜バンコクと旅し、各地PartyでのPlayを通し交流、吸収。そして2013年、一時帰国とし、ひょうんな事から名古屋へ。今作は、その名古屋に拠点を移しClothies Shop [EUROPA]を構えた同郷への音物的1枚でもある。EUROPA＝別名スーパーアースとも言われ地球に最も近い構成物でできた惑星で、生物が居る可能性が高い星といわれている。その惑星の名を冠にしたショップ名をコンセプトに、イントロ的1曲目の土着的サウンドから徐々にビルドアップ、BPMの幅を超えよりグルーヴィーに発展していく。「人類の始まりと進化」をダンスミュージックのLOOP感と融合させ、盟友アムステルダムのKID SUBLIMEの新譜,バンコクの島で録音したフィールドサウンドを駆使し作り上げた自身の未発表曲（19曲目収録[Island]）を織り交ぜ、ラストの1曲でまた始まりへと戻す。少し話が大きくなってしまったが、MIX全体をLOOP　MUSICととらえ、何度でも聞けるMIXを心がけたという本人の意思の元、土台にあるHIPHOPを通過した様々なサウンドを内包し、近年のジャンルレスなダンスミュージックシーンとMONOm.i.cの活動がリンクした作品となっている。



MONOm.i.c【モノエムアイシー】　（New Wonder Moments)（松竹梅レコーズ）

福島県出身、『ラップ』『DJ』『ビートメイキング』すべて一人でやってしまう男。
仙台での長い活動の中GAGLEのフロントマンhunger主宰のレーベル『松竹梅レコーズ』からのリリースでシーンに急浮上。
その後、1MC1DJユニット『BREATHPOD (ブレスポッド)』にてファーストアルバムをリリース。
このアルバムは遠くロンドンの国営放送[BBC]にてON AIRされるなど海外での評価も獲得。
翌年、盛岡-仙台を繋いだ『New Wonder Moments Production』を発足し、ソロビートアルバム『DROP by DROP』をリリース
HIPHOPの[OLD&NEW]な要素を上手く織り込んだ独自のプロダクションが話題になる。
さらに日本最大級のダンスイベント「DANCE@LIVE2010 FINAL presented by au」の会場ムービー音楽を担当、
RED BULL MUSIC ACADEMY BASS CAMP への参加など、全国的にキャリアの幅を広げ、
MONKEY sequence 19とのユニット[MONO　× MONKEY]のアルバムにてGuilty Simpsonとも競演、
The Pharcydeを排出したクラシックHIPHOPレーベル[Delicious Vinyl]の25周年企画盤への参加など、
東北から世界へと発信しつつ自身も単身ドイツへ。現在は名古屋在住。
そのフットワークの軽快さが生むジャンルレスなサウンドはDJプレイにも発揮され、Good Partyに出没中。



アーティストコメント

「女房の実家=仙台つながりのマイメン、MONO M.I.Cによる粋なファイン・ワーク。同じ音世界を未来にみている仲間、と再確認。これぞ極上セレクション。

DJ JIN(RHYMESTER, breakthrough)

自分の中で、仙台で音楽の話をして楽しい人ベスト3に入るMONO M.I.C。最近では珍しくないヒップホップ発のクロスオーバーなDJスタイルも、この男がやるとしっくりくるんだな。何回もリピートしてしまった！

DJ Mu-R(GAGLE)