ZEAL ONYIA/TRUMPET KING ZEAL ONYIA RETURNS [NRJ-0251]

かつてボビー・ベンソンのバンド創立時のメンバーとしてデューク・エリントン・スタイルのスイングを演奏し、1950年代には E.T.メンサーとともに古典的なハイライフを演奏していたというアフリカ音楽史に欠かせない名トランペッター、ジール・オニヤ が1975年にリリースした一枚がうれしい初の復刻! 1970年代にはドイツに渡りなんとクラシックを学んでいたというジールだが、ナイジェリアに戻ると Tabansi レーベルのスタジオ・バンドとともに故郷の思い出の曲を録音する。それが本作『TRUMPET KING ZEAL ONYIA RETURNS』である。まるで村のパーティーのような「Zeal Anata」、ラストを飾るに相応しい祝祭感あふれるインストゥルメンタル「Egwu Olili」まで、オールドスクールなハイライフの魅力を濃縮したような素晴らしすぎる内容で、ナイジェリアの人口の20%を占めると言われるイボ系の人々にとってクラシックと言われているのも納得の濃密さ。DJ、アフリカ音楽ファンはもちろん、すべてのポピュラー音楽ファンに推薦したい一枚です!

A1.Zeal Anata
A2.Nnata Na Aso Uso
A3.Eluem Asaba
B1.Zaelinjo Nnoa (Welcome)
B2.Zeal Eze Opi (Trumpet King)
B3.Egwu Olili