black smokerから、過去の名作が入荷しました!!
人気のBLACK SMOKERから、過去の名作が入荷しました!!買い逃していた方は是非この機会をお見逃しなく!!
■■KILLER-DAMO/Damo Suzuki & KILLER-BONG■■
KILLER-BONGとダモ鈴木のライヴ・セッションのCD化と聴けば、少なくない人びとが驚くだろう。2010年11月5日に国立地球屋で行なわれた2人のライヴが録音されていたことをまず喜びたい。ダモ鈴木は70年代初頭、クラウトロックの伝説的バンド、カンのヴォーカリストとして活躍し、その後も世界を放浪しながら、いくつものセッションをくり広げて来ている。彼はミュージシャンをサウンド・キャリアーと呼び、自身のヴォーカル・スタイルをインスタント・コンポージングと名付けている。どこまでも音楽の即興性と自然発生性に賭けてきたアーティストである。ゆえにKILLER-BONGとの出会いは必然と言えるが、しかし、これはこの国の即興音楽史に必ずや刻まれる出会いでもある。野生児の対決とでも形容できる32分あまりのライヴで展開されるのは、呪術的かつプリミティヴな音の対話だ。KILLER-BONGはカオス・パッド、サンプラー、声を最高の玩具として操り、ダモ鈴木は太古の言葉で人間の記憶を呼び覚ますかのように咆哮する。広大な捉えどころのないノイズの海ではない。ここには、アフロ、ジャズ、アンビエント、ヒップホップ、電子音楽の鮮やかな息吹が呼び込まれている。その時、その場所で2人が音で一戦交えたという事実に震えるような興奮を覚えざるを得ない。(二木信)
■■KILLER-BONG/Brooklyn Dub■■
大阪、東京、モスクワ、トガシ、ライプチヒ、に続くKILLER-BONG、都市ダブシリーズ最新作『Brooklyn Dub』!!黒ケース仕様。
KILLER BONGの数あるソロ作品のなかでとくに人気があるのが、この「DUB」シリーズだ。『OSAKA DUB』(2005)にはじまり、『Tokyo Dub』(2006)、『Moscow Dub』(2006)の3枚、そしてフリージャズ・ドラマーの富樫雅彦の音源をミックスした『TOGASHI DUB MURDER SCENE』(2008)、ドイツのJAHTARIの音源をミックスした『LEIPZIG DUB』(2009)の計5枚がリリースされているが、とくに都市名DUBの最初の3枚は名盤との誉れ高く、いまだに人気が高い。
本作『Brooklyn Dub』は5年ぶり6枚目の「DUB」アルバムに当たる。「OSAKA」「Tokyo」「Moscow」に続く8年ぶり4枚目の都市名DUBの作品だ。KILLER BONGが何故本作の題名を「Brooklyn」としたのかはとんと不明であるが、彼にとっては思い入れのある都市名のひとつであることは間違いない。
KILLER BONGのファンは本作を聴いて、彼の最高傑作のひとつ、『Moscow Dub』を思い出すかもしれない。ヒップホップ、ジャズ、ダブ、ミュージック・コンクレート、アンビエント、エクスペリメンタルの叙情詩的なハイブリッドである。どの曲も甘美で、陶酔的であると同時に彼の野性味のあるリズムが打ち鳴らされている。とくに『Brooklyn Dub』は、今まで以上にメロディとリズムが際立っている。都会のメランコリアを切り刻んで、思いのままにコラージュする彼の滑らかな夜のジャズは、激しい衝動を内に秘めたビートと見事に融和する。やがて美しいピアノの音は煙のように消えていく……。『Brooklyn Dub』は、『Moscow Dub』に匹敵する傑作である。
僕にとって(あなたにとっても)、KILLER BONGは替えのきかないアーティストだ。彼にしか作れない音がある。『Brooklyn Dub』はファンにとって待望のアルバムだが、最近のクラブ・ジャズやコールド・テイストのテクノに関心のある若い世代にもぜひ聴いて欲しい1枚である。(野田努)
■■ISAO SUZUKI & KILLER-BONG/KILLER-OMA■■
[BLACK SMOKER]がお送りするエクスペリメンタルミュージックシリーズ第六弾。すでに各地で話題のJAZZ GODFATHER鈴木勳とKILLER-BONGによるKILLER-OMA!!昨年3/30のasiaにて行われたBLACK TERROR(BLACK SMOKER x FUTURE TERROR)での壮絶セッションを完全CD化。KILLER BONGによるラップ、サンプラー、カオスパッド、カオシレーターによる黒く煙たいHIPHOPの世界と、鈴木勳のJAZZを具現化したようなベースが凄まじく、そして素晴らしい融合をみせたフリー・インプロヴィゼーション!
■■KILLER-DAMO/Damo Suzuki & KILLER-BONG■■
KILLER-BONGとダモ鈴木のライヴ・セッションのCD化と聴けば、少なくない人びとが驚くだろう。2010年11月5日に国立地球屋で行なわれた2人のライヴが録音されていたことをまず喜びたい。ダモ鈴木は70年代初頭、クラウトロックの伝説的バンド、カンのヴォーカリストとして活躍し、その後も世界を放浪しながら、いくつものセッションをくり広げて来ている。彼はミュージシャンをサウンド・キャリアーと呼び、自身のヴォーカル・スタイルをインスタント・コンポージングと名付けている。どこまでも音楽の即興性と自然発生性に賭けてきたアーティストである。ゆえにKILLER-BONGとの出会いは必然と言えるが、しかし、これはこの国の即興音楽史に必ずや刻まれる出会いでもある。野生児の対決とでも形容できる32分あまりのライヴで展開されるのは、呪術的かつプリミティヴな音の対話だ。KILLER-BONGはカオス・パッド、サンプラー、声を最高の玩具として操り、ダモ鈴木は太古の言葉で人間の記憶を呼び覚ますかのように咆哮する。広大な捉えどころのないノイズの海ではない。ここには、アフロ、ジャズ、アンビエント、ヒップホップ、電子音楽の鮮やかな息吹が呼び込まれている。その時、その場所で2人が音で一戦交えたという事実に震えるような興奮を覚えざるを得ない。(二木信)
■■KILLER-BONG/Brooklyn Dub■■
大阪、東京、モスクワ、トガシ、ライプチヒ、に続くKILLER-BONG、都市ダブシリーズ最新作『Brooklyn Dub』!!黒ケース仕様。
KILLER BONGの数あるソロ作品のなかでとくに人気があるのが、この「DUB」シリーズだ。『OSAKA DUB』(2005)にはじまり、『Tokyo Dub』(2006)、『Moscow Dub』(2006)の3枚、そしてフリージャズ・ドラマーの富樫雅彦の音源をミックスした『TOGASHI DUB MURDER SCENE』(2008)、ドイツのJAHTARIの音源をミックスした『LEIPZIG DUB』(2009)の計5枚がリリースされているが、とくに都市名DUBの最初の3枚は名盤との誉れ高く、いまだに人気が高い。
本作『Brooklyn Dub』は5年ぶり6枚目の「DUB」アルバムに当たる。「OSAKA」「Tokyo」「Moscow」に続く8年ぶり4枚目の都市名DUBの作品だ。KILLER BONGが何故本作の題名を「Brooklyn」としたのかはとんと不明であるが、彼にとっては思い入れのある都市名のひとつであることは間違いない。
KILLER BONGのファンは本作を聴いて、彼の最高傑作のひとつ、『Moscow Dub』を思い出すかもしれない。ヒップホップ、ジャズ、ダブ、ミュージック・コンクレート、アンビエント、エクスペリメンタルの叙情詩的なハイブリッドである。どの曲も甘美で、陶酔的であると同時に彼の野性味のあるリズムが打ち鳴らされている。とくに『Brooklyn Dub』は、今まで以上にメロディとリズムが際立っている。都会のメランコリアを切り刻んで、思いのままにコラージュする彼の滑らかな夜のジャズは、激しい衝動を内に秘めたビートと見事に融和する。やがて美しいピアノの音は煙のように消えていく……。『Brooklyn Dub』は、『Moscow Dub』に匹敵する傑作である。
僕にとって(あなたにとっても)、KILLER BONGは替えのきかないアーティストだ。彼にしか作れない音がある。『Brooklyn Dub』はファンにとって待望のアルバムだが、最近のクラブ・ジャズやコールド・テイストのテクノに関心のある若い世代にもぜひ聴いて欲しい1枚である。(野田努)
■■ISAO SUZUKI & KILLER-BONG/KILLER-OMA■■
[BLACK SMOKER]がお送りするエクスペリメンタルミュージックシリーズ第六弾。すでに各地で話題のJAZZ GODFATHER鈴木勳とKILLER-BONGによるKILLER-OMA!!昨年3/30のasiaにて行われたBLACK TERROR(BLACK SMOKER x FUTURE TERROR)での壮絶セッションを完全CD化。KILLER BONGによるラップ、サンプラー、カオスパッド、カオシレーターによる黒く煙たいHIPHOPの世界と、鈴木勳のJAZZを具現化したようなベースが凄まじく、そして素晴らしい融合をみせたフリー・インプロヴィゼーション!